こんにちは兼業主夫ブロガーのヒデパパです。
現在、妻、1歳娘と3人家族で暮らしています。
今回は、仕事にプライベートの両立についての記事を書かせて頂きます。
男性育休はまだまだ取得しづらい雰囲気はありますよね。
なぜ、男性育休は取得しづらいのでしょうか?
私が考えた結果、家事育児は、女性がやるものだとまだまだ根付いているのが原因だと感じています。
私が育休を取得する際も、周りから心配の声と同時に取得に対してネガティブな発言もありました。
なので、もし、育休を取得したいけど、取りづらいと感じている方にこの記事を読んで頂き、育休を取得する後押しとなれば幸いです。
まだまだ、男性育休の理解が少ない社会だと私は感じていますが、今の時間は二度と来ません。
しっかり後悔のない時間を過ごしましょう。
私自身は、家庭の事情から思い切って7ヶ月間の育児休暇を取得しました。
この記事では、なぜ、中途半端な7ヶ月間になったのか、実際の育休期間の過ごし方や育休を取得する際の周囲の反応や人との向き合い方、育休制度について私が経験した内容をお伝えしていきます。
育休取得の後押しとなる体験談をお話しします!
男性育休取得前にしておいた方が準備
私が、男性育休を取得したきっかけは妻、子供の体調面のことを考えてでした。
妻は、体調面もそうですが、精神面でも崩れてしまい、育休をすぐにでも取得することを決めました。
子供も、2週間早く産まれてしまい、低体重出生児として産まれ、また心臓に病気も見つかりました。
そんな中で、私は、4ヶ月ほど育休を取得せずに、妻1人に子育てを任せてしまった結果、妻に精神的な負担を抱えこませ過ぎてしまいました。
私は、なんでもっと早く育休を取得しなかったのだろうと後悔と反省が押し寄せて来ました。
今の状況を変えるには育休を取得して、妻と2人で育児をすることだと思い、育休を取得することに決めました。
ただ、育休を取得するのではなく、私は育休期間を活かし、目標を立てました。
私は、せっかく育休取得するのだから家事と育児がある中でも最低限決めたことは絶対にやると決めました。
妻、子供の体調面を考えながらも、家族のこれからを支える為に、目標を立て、私は育休取得を決意しました。
育休期間でこれからの家族との過ごし方、ライフプランを立てることで、
これからどうあるべきかを考えるきっかけにもなるよ♪
育休を取得したいと伝えた時の周囲の反応
私は、子供が生まれてから子供の入院や妻の体調不良などで休むことが多かったので、改めて育休取得を上司に伝えた際、すぐに家庭の事情を理解をしてくれました。
しかし、ネガティブな意見も少しはありました。
「長期間の取得は出世に影響がある」や「男性が育休取得して何をするの?」など現在でも男性育休についてはまだまだ理解はしきれない部分もあるのだなと感じました。
私は育休取得を伝える前に準備をしておいたことがあります。
育休取得前に、自分が担当している仕事の引き継ぎをしないといけません。ご自身の状況をよく理解しておくことで後々のトラブルは避けられるでしょう。
又、育休期間を決めておくことで上司も仕事場も対応がしやすくなります。期間が長いと人員の補充などの対応も視野に入れることができるので、育休期間は決めておいてください。
育休取得に対してネガティブな意見も耳にすることがあるでしょう。
実際に私もネガティブな意見は言われました。私が育休を取得することで職場の方に負担が掛かってしまうのでそのような意見もあるでしょう。なので、ネガティブな意見も受け入れ、感謝の気持ちを持って育休取得までの期間の仕事を全力で取り組みました。
これらを準備しておくことで、育休取得を円滑に進めることができます。
育休を取得するにあたって自身の意思をしっかりと伝えることが大事だよ!
育休制度と企業の制度を詳しく調べる
育休を取得するのに悩んでいる方で、経済的な不安がある方も多いことでしょう。しかし、育休の制度や企業独自の制度を知っておくことで、経済的な不安は無くせるはずです。
育休取得の前に、制度について詳しく理解しておきましょう。
・育休制度について
ここでは、簡単に育休制度について解説していきます。
次に育児休業給付金の支給額の計算方法について解説します。
※計算方法
支給額 = ⑴休業開始時賃金日額 × ⑵支給日数 × ⑶支給率
⑴育児休業に開始前直近6ヶ月の平均日給を基に算出(一般的には賞与は含まれない。交通費は含まれます。)
⑵給付金の基礎となる日数(1ヶ月を30日として計算されることが多いです。)
⑶支給率は、育児休業開始から180日間は67%、181日目以降は50%になります。
育児休業給付金には上限も設けられており、現在では310,143円が上限額となっています。(67%の場合)
より、具体的な支給額を知りたい方は、勤務先の担当者にお問い合わせすると、自身の状況を踏まえた金額を算出してくれます。
又、過去からのデータを見ても、雇用保険の改正により上限金額の変更もありますので、育児休業給付金を申請する際に、上限額の確認をしてください。
育児休業給付金の申請手続きについて
育児休業給付金は特別な事情(勤務先の倒産など)がない限り、事業主が行いますが、労働者本人が申請する場合の方法を解説します。
労働者本人が申請する場合
必要な書類
- 育児休業受給資格確認票、育児休業給付金支給申請書
- 健康保険証被保険者証のコピー
- 銀行口座のコピー
- その他ハローワークから求められる書類
申請のポイントと注意点
育児休業の取得を決めたら早めの申請手続きをしましょう。申請手続きは複雑であり、書類の記載ミスをしてしまうとその分遅れが出てしまいます。
わからないところなどあれば、早めに管轄のハローワークに伺い対応してください。
給付金の申請手続きは、2ヶ月毎に行います。申請を忘れてしまうと、受給は可能ですが、遅れが生じてしまうので、もし申請を忘れてしまった場合は、ハローワークへお問い合わせください。
特別事情がない限り、勤務先が育児休業給付金の申請を行いますが、もしご本人で申請をする場合は、必要書類の確認や申請手続きについては十分に気をつけてください。
育休取得の際に、勤務先は育休についてどのような制度を設けているか確認することも大事になってきます。
企業によっては、独自の制度で給与が支払われる可能性もあります。私は勤務先から、基本給の一部を支給して頂きました。
また、福利厚生の利用ができるのか、賞与はあるのかなどの確認をしておくことで、経済的な不安も減らすことができます。
育児休業も給付金も国が認めた制度で、労働者の権利です。
取得する際は、制度について理解し、育休中の経済的負担を少しでも減らしておきましょう!
7ヶ月間の育休期間の過ごし方
育児休業の申請も無事済ませ、育児休業給付金の給付も承認を受けたら、育児休暇の始まりです。
育児休暇の過ごし方としては、旅行に行く方もいれば、妻に産後の疲れをとって貰うため休息をしてもらったりと様々な過ごし方ができるでしょう。
ここでは、私が7ヶ月間育休期間をどのようにして、過ごしてきたかをご紹介させて頂きます。
育休を取得しているご家族の参考になればと思います。
7ヶ月間の育休期間を無駄に過ごすのはもったいないです。
前もって、予定を立てておくことで、優雅な時間を過ごしましょう♪
家事、育児の役割分担について
夫婦喧嘩の原因として、家事育児をしないことをが理由な家庭は多く、その中でも耳にするのが、家事や育児を旦那が全くしないということです。
私は、料理や掃除が好きなので率先して行いますが、その話になるとなぜがいつも褒められます。
それは、世の中で男性が家事をしないことが根付いているからだと思います。
育児休暇を取得した今だからこそ、家事を率先して妻を喜ばせてあげたいと思いませんか?仕事で忙しく、家事に手が回せれなかった分、今が挽回のチャンスです。
家事、育児の役割分担をして、喧嘩がない育休期間を楽しく過ごすせるようにしてください。
僕達夫婦が役割分担を決める際に注意していたことをご紹介するよ♪
- 得意な分野を担当する
- やることとやらないことを決める
- 頼るところは頼る
- 無理な場合は助けてもらう
誰しも得意、不得意はあります。不得意なことを克服することは、とても良いことですが、それがストレスで育休期間を苦痛の時間にしてはいけません。
夫婦でしっかり話し合い、自身ができること、得意なところを集中して行いましょう。
家事が苦手な方にぜひ参考にして頂きたい記事があります。↓
家事、育児にストレスをなるべく感じないように、頼れるサービスなども検討を視野に育休期間を楽しく過ごしてください。
子供と過ごすスケジュール
0歳の赤ちゃんの時は、ミルクの時間であったりお昼寝の時間も毎日がほぼ一定になっているので時間管理が行いやすいです。なので、1日のスケジュールを前もって立てることで子供との時間が確保できます。
私が、子供と過ごす1日のスケジュールを立てる際に、決めたことが3つあります。
- 規則正しい生活を意識する
- ミルク、ご飯の時間は決めておく
- 毎日お散歩、ふれあい遊びをする。
赤ちゃんは、自分で時間のコントロールができません。親であるあなたが赤ちゃんの時間を管理し、調整をしてあげることで、生活リズムは整います。
規則正しい生活を、親がすることによって赤ちゃんも規則正しい生活リズムを過ごせるようになります。
規則正しい生活リズムをする上で、時間管理は意識しておきましょう。赤ちゃんの場合は、ミルクの時間を決めておいて、時間管理を行っていました。
赤ちゃんは、親と触れ合い、スキンシップを取ることで、情緒が安定し、愛情深くとても優しい子に育つと言われています。
親も同様で、赤ちゃんとスキンシップを取ることで、ストレスの解消になります。0歳の遊び方は難しくコミュニケーションも取れないのですが、一緒にお散歩に行ったり、スキンシップを楽しむようにしていました。
育休期間は成長の早い赤ちゃんの期間を楽しむ期間です。
時間の使い方には注意して過ごすようにして下さい。
決めていた目標への取り組み
私は、7ヶ月間の育休期間で、目標を立てていました。結果目標は無事達成しました。
私が目標を達成する為に、時間の使い方について注意していたことがあります。
- 子供が寝てから取り組む
- 夫婦でしっかり話し合う
- 家族と過ごす時間に支障をきたさない程度で頑張る
目標を立てた上で子供との時間、家事育児の時間は必ず確保してから目標達成に向けて、行動していました。家事育児をおろそかにしてしまうと育休を取得した本質が違うと思ったからです。
なので、ライフプランや家計管理などは子供が寝てから考え、簿記の勉強は妻が趣味の時間でリフレッシュしている時や、妻、子供が寝ているときに行なっていました。
この時間の使い方を意識することで、ルーティンができ、目標達成につながりました。
育休期間を利用して家事育児に積極的に取り組むこと以外にも、家族の将来に向けて、個人的なスキルアップにもつなげられるチャンスなので、ぜひ育休取得をする前に、育休期間で達成する目標を立ててより良い家族とのライフプランを築きましょう。
ライフプランや家計管理について悩んでいる方はぜひ下記の記事も読んでください♪
※共働き夫婦必見!!夫婦の家計管理方法について
育休を取得して良かったこと
7ヶ月間の育休期間を得て、たくさんの思い出ができました。
育休を取得する前は、職場の方へ申し訳なさから取得に対して後ろめたさもありました。ですが、育休期間を得て、本当に取得して良かったと心から思えます。
育休期間にしか味わえない経験があるからこそ、育休を取得しようか悩んでいる方には取得して頂きたいです。
個人的な感想も入りますが、育休を取得して良かった点をご紹介します。
育休取得に悩んでいる方に良かった点をお伝えし、後押しできれば幸いです。
子供の成長を感じれる
私たちの娘は、低体重出生児として産まれ、心臓に疾患があります。幸い心臓の方は命の危険もない疾患なので心配はありませんでした。
ただ、低体重出生児として、小さく産まれてきたことで、同年代の子と比べても小さく、うまく成長するのか不安がありました。
ですが、娘は私たち親の心配をよそにすくすくと成長してくれました。育休期間は妻と支え合いながら育児を頑張ってきましたし、何より娘が頑張って大きくなろうとしてくれたおかげでした。
そこから、寝返りや、ずり這い、ハイハイに立つまで0歳から1歳までの成長は本当に早く、子供の生命力をかなり実感しました(笑)
7ヶ月間24時間家族と過ごしたことで、妻と娘の成長を一緒に見守られたことは、今でも深い思い出になっています。
今しかない、子供の成長を夫婦で見守れるのが育休取得しての1番良かった点でした♪
妻の体調が復活したこと
妻の体調面もメンタル面も育休取得前よりかなり良くなりました。
私の持論ではありますが、自分にとってキャパオーバーと感じる時に、精神的に崩れることが多いので、そんな時は、誰かに頼ることが1番メンタルを保つのに最適だと考えています。
ひどく疲れている状態から、もう少しがんばろはとっくに限界がきてる可能性はあります。
1人で頑張りすぎず環境を変えることも必要だと思います。
実際に妻が体調面、精神面を崩してしまった時に、環境を変える必要があると思い、育休を取得を決意しました。
1人でがんばり過ぎず、誰かに頼ることで、環境を変えてみてください。そうすれば少しでも楽になるはずです。
頼る場所がない方は、市の子育て支援サポートを利用するなど様々な子育てサポートはあります。日本は子育てサポートはかなり充実しているので、ぜひ一度検討してください。
自分自身の成長にも繋がった
育休期間の子育てを通じて、自分自身の成長も感じることができました。
私は、これらの力が身についたなと感じています。
- 自制心
- 時間管理
- 検索力
子供の成長と共に親である私たちも成長しています。
親としての成長はもちろんですが、1人の人間としての人間力も磨かれているはずです。
子育ては、うまくいかない時の方が多いでしょう。
ですが、うまくいかず落ち込んでしまった時こそ、親として成長している時です。
子供の成長ともに、親である私たちの成長も感じながら、豊かな人生を過ごし、子育てを楽しみましょう!
子育てで学べることは本当にたくさんあります。
身につけた力は子育て以外にもきっと活かせるはずです!
まとめ:本当に大事なものは何かを深く考えた期間
私は、育児休暇を7ヶ月間取得したことで、子育ての時間を多く過ごしてきました。
育児休暇を経て、本当に取得して良かったと思っています。
私自身もどこかで、男性は仕事、女性は育児の考えがありました。ですが、育休を取得して、かなり考え方も変わってきました。
自身にとって本当に大事な物、幸せな時間はどこにあるのか?育休を経て私は、家族との時間を多く過ごしたいと改めて強く思いました。
本当に幸せなことは、失ってから気づくことが多いと言いますが、私は、思い切って育休を取得したことで、何も失わず本当に大事なものに気づくことができました。
育児休暇は、国も認めている制度で、取得を拒むことはできません。もちろん会社に迷惑をかけないかと言われると、迷惑をかけてしまう可能性もあるでしょう。
ただ、あなた自身が、本当に大事な方はどちらなのか、したいことは何なのかをしっかり考え、行動すれば良いです!
自分の人生に豊かさを感じられる選択をしてください。
育児休暇を取得しようと悩んでいる方にとって、後押しできるような形になれば幸いです。
最後まで、読んで頂きありがとうございました!
この記事で、男性育休に対してのネガティブな意見が少しでも減ることを願っています。
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