兼業主夫になるのもあり! 〜主夫✖️働き方改革〜

子育て

こんにちは!ヒデパパです。

兼業主夫として活動している一児のパパです。

今回は、兼業主夫にの働き方について話をさせて頂きます。

兼業主夫になったことで、子育てと仕事のどちらに時間を費やすか、どのような働き方をすればいいかを書かせていただきます。

私は、時短勤務をしながら、家事育児をしています。

兼業主夫という言葉を耳にし、この言葉について調べてみました。

兼業主夫とは、「主に家事や育児を担当する男性のことを言います。」と検索結果で出てきました。

この検索結果の通りであれば、私は兼業主夫に当てはまっていました。

なので、自ら兼業主夫になったより、なっていたというのが答えです。

一般的には女性が家事、育児をする。男性が外で仕事をするというのが世の中では浸透しています。

この考えを変えていきたいとかは思っていないのですが、夫婦としてお互いが得意な方にフォーカスして、生活をしていくことが1番楽しく、幸せな時間を過ごせると思っています。

なので、私たち夫婦と共感してくれる方や、同じ生活をしている方に楽しく、良い情報を提供し、同じことで悩んでいる方の支えになればと考えています。

兼業主夫になったきっかけ

兼業主夫に自然となっていた私ですが、なぜ自然となっていたのか、まずはその道のりについて話させてください。

妻とは高校時代から付き合い、7年経ち結婚しました。結婚する前は21歳から一人暮らしをしていたので、料理も掃除も自分でしていましたし、昔から好きでした。

なので、結婚してからも、一人暮らしで培った家事のスキルは妻よりあったので結婚してからも家事の担当は主に私がしていました。

家事が得意な私だったので、家事をすることに苦痛を感じることはありませんでした。

そして、昨年に子供が産まれました。

出産をし、体も精神的にも崩れてしまった妻が心配になり、男性育休を取得することにしました。

妻は産後鬱に近い状態になっていました。出産前には妊娠高血圧になり毎週産婦人科に通院していました。

出産も1ヶ月早い出産で、子供は低体重出生児として産まれてきました。出産後も妻は血圧が下がらず、点滴をする毎日でした。

退院があと1日になった時に、Dダイマーと呼ばれる血液検査において血栓症の判定に用いられる数値が異常に高いことで、近所の産婦人科では対応できないということで、大きな総合病院の産婦人科に緊急入院することになりました。

今思えば、壮絶な出産でした。

低体重出生児として産まれてきた子供は、出産後、10分も経たないうちに妻が後日入院することになった総合病院でNICUで入院をしていました。

1ヶ月の入院を経て、退院間近で次は子供に心臓の病気が見つかりました。幸いにも命に関わるほどの病気ではありませんでした。

ただ、妻としては、自分自身の体調面、子供を健康に産んであげられなかったことが申し訳なかったと自分を責めていました。

その時は、私自身も時間が経てば、元に戻るだろうと思っていましたが、体調は悪化していき、精神面も崩れてしまい、育休を取得しました。

私自身、もっと早くに育休を取得するべきだと反省しました。

育休を取得してから家事だけではなく、育児に関しても積極的に取り組んでいく中で、私が家庭に入ってもいいかなと思う様になってきていました。

育休から復職したことで、子育てと家事の時間を両立する為に、時短勤務を希望しました。

時短勤務をしていることでより、家事育児の大変さを知り、同時にこれからの家事育児、仕事に対しての考え方が変わりました。

兼業主夫のスケジュール

兼業主夫になっているといっても、仕事は正社員で勤務しています。

私はかなり恵まれている環境で働かせて頂いているので、育休後復職し、現在は時短勤務をさせて貰っています、

時短勤務のざっくりなスケジュールは

  • 6:30に出勤
  • 8:00仕事開始
  • 15:00仕事終了
  • 16:15に帰宅し
  • 17:00に保育園にお迎えに行きます。

このようなスケジュールで勤務しています。

出勤前に子供の朝ごはんの準備、帰宅前に食材の買い物、保育園のお迎えまでにお風呂と晩御飯の準備をしています。

保育園帰宅後はお風呂に直行し、妻はお風呂の前に帰宅していたらそのまま妻と子供がお風呂に入り、私は作りきれていない晩ごはんを作ります。

ご飯を食べ、寝かしつけは妻が、その間に私が掃除を行います。

こんな感じで、平日は過ごしています。

共働き夫婦では、家事育児に時間が取られ、ゆっくりする時間も取れないでしょう。

そんな時は、誰かに頼ることも全然ありだと思っています。誰かだけではなく、現在では時短家電もあります。

自分達以外に任せらることは任せてしまいしょう♪

兼業主夫になって言われることについて

兼業主夫になって、友人からもいろいろな質問をされます。

時短勤務をしているので金銭面や家事育児、周囲からの反応など、男性が家事育児を主に担当するというのは一般的には少ないのでしょう。

確かに、金銭面、家事育児、周囲の反応、仕事について、全てが私が理想としていた結果になっている訳ではありません。

そのことについてお話しさせて頂きます。

金銭面の影響は?

時短勤務をしているので、基本給から時短分のお給料は引かれてしまいます。

友人からも「金銭面は大丈夫?」と心配されますが、

結論、大丈夫です!!

家計管理をしているので、月々の支出の把握はしています。なので支出が収入を超えるようなことはありません。

ただ、時短勤務にするために、家計の見直しはしました。

家計の見直しリスト

  • 車の見直し(駐車場代、年間の車両保険)
  • 家賃の値下げ交渉
  • 格安SIMの見直し(格安SIMの中からよりやすいプランの見直し)
  • 民間保険の見直し(生命保険、医療保険、がん保険、火災保険)
  • 電気、ガスの見直し(ガス会社、電力会社)
  • 年間サブスク費の見直し(NHKの料金、クレジット会社の年会費)

家計の中でも大きく支出に影響するものは、1番最初に手をつけ、早く減らせるようにします。

この中で、毎月の支出を減らせると楽になるのは、家賃と駐車場代です。

家賃交渉は正直難しいところもあるでしょう。ただ、交渉はタダなので、言ってみる価値はあります。

友人の事例でも、毎月の家賃が1000円下がりました。1000円下がれば、年間12000円の固定費削減になります。

駐車場代も、車が本当に必要なのかを改めて考え直しました。駅も近いところに住んでいますし、平日はほぼ使用しない、使うとしても子供が熱を出した時ぐらいでした。

子供の体調が悪い時や、休日の休みのお出かけはカーシェアーやタクシー、公共交通機関を利用すればいいと、思い切って手放してみました。

車を手放すことで、駐車場代、自動車保険、ガソリン代、次の車の購入費など大幅に支出を減らすことが出来ます。

自分で運転することがなくなり、事故の加害者になるリスクも無くせました。

車があることで、お出かけをする回数も増えて、無駄な買い物をしていたことがありました。ですが、車がないと、買い物の回数もなるべく減らすように行動するので、無駄な買い物もしなくなりました。

大きな支出も減らせましたが、細かい支出も減らせたので、車を手放すの大きな効果がありました。

時短勤務をすることで、お給料はもちろん減額されますが、家計管理をしっかりしていれば、生活に困ることはありません。

家計管理を簡単にできる方法はこちらの記事を読んで見てください

家計管理をするには、夫婦で話し合い同じ目的を持つことが大事です。

また、忙しい方には自動で家計簿を作成してくれる家計簿アプリがおすすめです。

ぜひ活用してください。

家事育児の分担

世間で主に家事育児を担当する男性を兼業主夫と呼ぶなら、私たち夫婦は妻も兼業主婦です。

妻も時短勤務で仕事をして貰っているので、二人で協力して家事育児をしています。

・私

  • 料理
  • 掃除
  • 保育園のお迎え
  • 買い物

・妻

  • 保育園のお見送り
  • 子供の予防接種などの予定管理
  • 子供のご飯をあげる
  • 子供の寝かしつけ

このように、お互いが納得して家事育児に対して分担をしています。

他にも細かいもの上げていけばやることは沢山ありますが、それは手が空いている方が担当するという分担まではしていません。

ある程度の分担作業を決めておくことで、時間管理もしやすく、生活リズムを整えやすくなります。

周囲からの反応について

もちろん、初めから快く育休を取得させてくれた訳ではありません。

私は妻の出産を機に7ヶ月の育休を取得しました。

初めは、育休を取得しないつもりでしたが、妻の体調面が心配になり生後5ヶ月ぐらいの時に育休を取得しました。

私の職場では、男性育休に理解がある会社で私以外にも取得している方は沢山いました。

ただ、7ヶ月の長い期間を取得する人は今までいなかったので、取得に対して、少しネガティブな意見も多かったと思います。

「評価としては、ネガティブな方にいく」や「男性がそんなに休んで何するの?」とか、相手はもちろん悪気があって言っているつもりはないかもしれませんが、私自身も育休に対して、ネガティブなイメージを持っていたので、悪い方に捉えてしまいした。

ただ、妻と子供の体調面の心配があったので取得を決めました。

男性育休取得率は30.1%とまだまだ過半数の状態です。

取得しない理由として挙げられていたのが、

  • 取得しづらい雰囲気がある。
  • 職場が人手不足
  • 収入が減ってしまう不安

この中でもトップなのが、取得しづらい雰囲気があるでした。

私自身も、7ヶ月の育休を取得するにあったて、少しネガティブ言葉を受けました。

男性育休の理解がある会社でも、取得しづらい雰囲気があると感じるので、理解がない会社であればより感じてしまうことでしょう。

少しずつ、男性育休の理解が増えてきていますが、まだまだ浸透はしてきていません。

ですが、育休は国が認めている制度です。

育児・介護休業法で、原則労働者から育児休業を求められたら拒むことはできないとされています。(育児休業を取得するには規定の条件があります。)

なので、育休を取得したい方は一度、上司や先輩に相談しつつ取得を考えてみてもいいでしょう。

育休7ヶ月を取得しての仕事との向き合い方

まずは、育休を7ヶ月間取得して良かったことは、

妻と子供と7ヶ月間一緒に過ごせたことです!!これ以上ない幸せな時間を過ごせました。

普段、仕事に行っている時間帯でも妻と子供と過ごすことで、成長過程を同じスピードで見守ることができました。

0歳から1歳になるまでに、いろいろな成長シーンを見させてくれました。

寝返りに、ずり這い、立ったり座ったり、寝たきりの赤ちゃんが動くだけでかなりの成長を感じました。

そして、子育てに向き合うことで、こんなにも大変なのかと感じることもありました。

体調が良いと思っていたら数時間経つと熱があったり、寝返りをするようになってから段々目が離せなくなったり、3時間間隔のミルクや離乳食作り育休期間はできる限り子育てに費やしました。

本当に貴重な期間を経験できました。私は育休を取得して本当に良かったと思っています。

逆に、不安になったことは、

これからの仕事に対してのキャリアについてです。

7ヶ月間育休を取得したことで、夫婦二人で子供を育ててきました。

私の勤務先が通勤時間往復3時間掛かる中で職場復帰後、家事育児に参加しづらい環境になってしまうと思い、悩んでいました。

育休を取得することで、妻の体調面も良くなり、子供の保育園も決まったところで引越しは難しく、転職も視野に入れていました。

そこで上司に相談し、時短勤務を提案して頂きました。

先ほど、時短勤務のスケジュールを紹介したので、省きますが時短勤務のおかげで生活リズムは変わらず順調に過ごせています。

ただ、キャリアについての悩みはまだ解決しきれていないのが本音です。

時短勤務で働き、家事育児をしつつ転職も考えています。

育休を取得してキャリアに悩む方もいるでしょう。私自身もまだまだ悩み中ですが、自分がどうしたいかしっかり見つめ直して、育休取得を前向きに捉えてほしいです。

兼業主夫の仕事と家庭の両立

私は育休も7ヶ月取得し、時短勤務をしています。

一般的にはなかなか珍しいことをしていると思います。

時短勤務をしていることもあり、現在は家事に育児に仕事を両立出来ている感じます。

私は、家事育児が得意です、ただ、専業主夫になれるほど収入が多いわけではありません。

出来ることなら仕事はしていきたいと思っています。

ただ、まだ1歳半年になったばかりの子供は手が掛かりますし、これからもっと色々なことがあるでしょう。

現在の職場まで往復3時間掛けて通勤をしています。そして、私の仕事は在宅勤務がある職種ではありません。

兼業主夫になってから在宅勤務をしたい方が家事育児、仕事の両立ができるのではないかと感じています。

このまま、時短勤務をして、正社員で働くのか、より育児家事の時間を取るために、理想の働き方を目指して、正社員以外の働き方も視野に入れるか、働き方について悩んでいます。

子育てと仕事の両立は本当に難しく、いつまでもこの感情はなくならないでしょう。

仕事と子育てを両立するためには、時間が必要で、時間を確保しないことには両立は難しいです。

なので、私が育児家事、仕事を両立する為にしていること、していこうと思っていることはこちらになります。

時短勤務で働く

現在は時短勤務をしています。

企業によって、内容は異なりますが、時短勤務で子育ての時間を確保するようにしました。

時短勤務を取得することでメリットデメリットはあると思っています。

メリット:

  • 育児や介護と仕事を両立できる。
  • ストレスの軽減が期待できる。
  • ワークライフバランスの改善につながる。

デメリット:

  • 収入が減ってしまう可能性がある。
  • キャリアアップが遅れてしまう可能性がある。
  • 同僚との間に負担の差が生じる可能性がある。

ただ、子育てと仕事の両立を図る為には時短勤務をして子育ての時間を確保すること選びました。

通勤時間を短くする

私は通勤に往復3時間掛かっています。

私自身は、通勤時間の短縮はできていませんが、時間を確保するには通勤時間を短くすることは必要でしょう。

子供が産まれ、妻と共働きであれば、お互いのどちらかの仕事先の近くに引越しというのは難しくなってきます。

なので、私は転職を視野に入れて、行動しています。

転職をすることで、リスクもあるかもしれませんが、転職活動はノーリスクです。

正社員だけではなく、派遣、契約社員、色々な働きかたから探しています。

働き方の見直し

私は、在宅ができるような職種に勤めていません。

なので、絶対に通勤は発生しますし、家で仕事をすることも出来ません。

通勤が発生することも、在宅勤務がないことも以前までは気にしていませんでしたが、子供が産まれ働き方に疑問を持つようになりました。

そこで、在宅のある働き方をしたいと思いました。

ただ、スキルも経験もない私が在宅勤務をする為に、派遣社員や契約社員も視野に入れて転職活動を始めました。

在宅勤務のある仕事は、事務系、IT系など色々ありますが、私は育休期間中に取得した簿記を活かした職種に勤務しようと決めました。

簿記を取得する為の方法はこちらの記事

そこで、転職サイトの登録、派遣会社の登録も行いました。

兼業主夫になるのも良くない?

世間には男性が仕事を、女性が家事育児を主に担当するという風潮はまだあるでしょう。

実際に、育休を取るときも時短勤務の申請をした時も、「大変やな」と声をかけて貰いましたが、女性で働いている人はこれが当たり前の行動として捉えられています。

当たり前に捉えられるのも、大変と同情されるのも、なんだか腑に落ちない感じがしていました。

育休を取得して、時短勤務をして世間的な男性の在り方としては珍しいことをしているのかもしれませんが、兼業主夫でもよくね?って感じです。

生活のスタイルは人それぞれですが、働くことが得意な人は働く、家事育児が得意な人は家事育児をする。両方とも特に得意でもないなと思ったら夫婦でカバーする。

世間の声に流されて、絶対こうしなきゃという生き方はしなくていいです。

正直、私自身も周りのことを気にしすぎるタイプなので、初めは気になっていましたし、男としてこうしなければと考えていました。

ですが、この考えを持つことで私自身を追い込み、妻との喧嘩が増えてしまいました。

喧嘩をするたびに、やってしまったと落ち込んでしまうのですが、なぜ喧嘩になるのかを深掘りしたら、やはり男として収入が低いことが不安になっていました。

収入が低いというよりは、生活コストの心配でした。

そして、1番に上記にも書かせて頂いた家計の見直しをしました。

兼業主夫になるにも、様々な壁がありましたが、自分が思い描くライフプランに周囲の声は関係ありません。

あるのは自分がどうしたいかです。

兼業主夫になろうとしている方、兼業主夫ではなくて専業主夫になろうとしている方もいらっしゃるでしょう。

そんな方を私は尊敬します。

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