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産後うつの妻を支えるために夫ができること。

子育て

こんにちは!兼業主夫ブロガーのヒデパパです。

今回は、産後うつについての記事になります。

なぜ、産後うつについての記事を書くことにしたかというと、私の妻は出産後、すぐに産後うつに近い状態になっていました。

私は妻の産後うつになっているのに、そこまでおおごとにしていませんでした。

しかし、妻から私に限界がきていることを話してくれたことで、最悪の結果にならずに対処することができました。

私自身、妻から助けを求められるまで気づくことができなかったことを反省し、同じように産後うつを隠しているママ、産後うつかもと感じているパパにいち早く気づいて貰うために今回の記事を執筆することに決めました。

私は産後うつ状態に近い妻をサポートをするために育休を7ヶ月間取得し、できる限りのことをしてきました。現在では、子どもが可愛いと言ってくれるまで体調も良くなり、私に感謝をしてくれます。

ヒデパパ
ヒデパパ

妻が子どもと楽しそうに過ごしているのを見ると育休を取得して妻のサポートをしたことは間違いではなかったと感じます。

そこで、今回私が産後うつの妻をどのようにサポートし、対処したかを実際の経験とエピソードを交えながらお伝えしていきます。

この記事を読んでわかること
  • 産後うつの症状
  • 産後うつになりやすい人の特徴
  • 産後うつをほったらかしにしてはいけない理由( 産後うつが子どもに与える影響に触れる)
  • 産後うつの支え方

この記事でこれらの内容を実際の経験をもとにわかりやすくお伝えしますので、最後までぜひ読んで見てください。

産後うつの症状

産後うつとは出産後に発症するうつ病の1種です。

症状には「気分が落ち込む」「食欲がない」「不安、不眠、自責感」が出産後、2週間以上続くことがあります。

産後うつのを発症率は、出産後の女性の約10%で、決してめずらしくない病気になります。

多くの方は出産後数週間から3ヶ月の間に発症する傾向があるとされています。出産後は里帰りをし、慣れない環境の中で母親が手伝ってくれますが、里帰りを終え、子どもと2人で過ごすことで不安や孤独感を感じることで発症する方が多いようです。

妻の症状は、これらの症状にも当てはまるその他にも私がいる間は子どもに近づこうとしませんでした。これは、子どもを育てる不安からきているものだと思います。

このように子どもを育てる責任感から不安や自責感を感じてしまうことで発症してしまうのです。

男性も産後うつになる可能性がある

産後うつは、女性だけが発症するものではありません。男性の方にも発症した事例があります。

「真っ暗なトンネルにいる感覚」“父親”の産後うつ 発症リスクは母親と同程度11% キーワードは“孤立させない”

女性が育児に不安を感じると同様に男性も不安でいっぱいです。

特に育休を取得し、育児に積極的になればなるほどうまく行かない育児に落ち込み、自信を無くすことで発症することがあります。

また、育休を取得することで職場に居場所がない、うまく仕事に復帰ができるかの不安が押し寄せ男性うつ病にかかる可能性も十分にあります。

男性育休は、まだまだ浸透していないこともあり、男性同士で育児の悩みを話し合う環境がないため悩みを打ち明けあられず不安を溜め込んでしまうのです。

男性も産後うつがあることを知り、パパ自身も育児に対して不安を感じている場合は、頼れる存在に相談するようにしてください。

産後うつ発症した妻の行動

私は妻が産後うつだと気がついたの、妻自身が私に本音を語ってくれたことがきっかけでした。

育児の大変さ、辛さは感じていましたが、そこまでおおごとに感じていなかったというのが本音です。私自身も男性は働く、女性は育児をする価値観があったことで妻の体調がすこし変だと感じても働くことを優先にしていました。

私のように妻の体調が変だと感じながらも働くことを優先にせず、みなさんにはパートナーをすぐに助けて欲しいと思っています。

産後うつの行動を知ることでいち早く対処するようにしましょう。

産後うつかもと感じた行動

  • 子どもと出かけたがらない
  • ミルクの異常な管理
  • 好きな食べ物でもあまり食べない
  • 友人に会おうとしない
  • 暗い部屋で子供と一緒に過ごしている

今思い返すと、気がつくことができない方がおかしいほど、産後うつになっていると感じ、本当に反省しました。

今回私は気が付くことができませんでしたが、妻の例を知っておくことで産後うつで悩んでいる方も、妻が産後うつかもと感じている方にもいち早く知ってもらい、対処できるようにして欲しいです。

産後うつになりやすい人の特徴

産後うつになりやすい人の特徴をご紹介しますが、これらに当てはまるからといって必ず発症する可能性があるわけではありません。

あくまでリスク要因として捉えて頂ければと思います。

産後うつになりやすい人の特徴は次の通りになります。

  • 完璧主義
  • 責任感が強い
  • 考え込んでしまう
  • 妊娠中から不安を感じている
  • 睡眠不足
  • 夫婦関係の変化
  • 子ども時代の不快な体験

これらの特徴がない方でも産後うつになる可能性は十分にありますし、当てはまるからと言って必ず発症するわけではないので落ち込むこともありません。

少しでも、発症のリスクを抑えるためには、周囲のサポートしてくれる方にも知ってもらうことをおすすめします。

産後うつはほったらかしにしてはいけない

産後うつかもと感じたらすぐにパートナーや頼れる存在に相談するようにしてください。

産後うつはほうっておくと最悪の事態になりかねません。

自身で違和感を感じた場合には、すぐに対象するように心掛けましょう。

産後うつだと感じながらほうっておくことで、あなた自身、子どもと家族にもかなり影響を与えてしまうことになります。

症状の悪化

産後うつだと感じながらも対処せずに我慢をすることにより、「気分の落ち込み」「不眠、食欲不振」「イライラ」などの症状が悪化し、日常生活を送ることが困難になる場合があります。

また、症状が慢性化し、長期間にわたって苦しむことになります。

症状が長期間続くことで、重度の産後うつに進行する可能性があり、最悪のケースが起こる可能性もあります。

育児への影響

 気分の落ち込みや意欲の低下により、育児に積極的に取り組むことができなくなり、育児への罪悪感や自己嫌悪感を抱くことがあります。

不安から過剰に子どものことが気になり夜も眠れなくなるなど睡眠不足になることで、子どもにストレスを感じ、子どもに対してイライラしながら接するようになり、子どもの発達にも影響を与える可能性があります。

夫婦関係への影響

気分の落ち込みやイライラからパートナーとのコミュニケーションがうまくいかなくなり、夫婦関係が悪化する可能性があります。

また、パートナーの支えがない場合で、産後うつが発症しているケースも少なくありません。家事や育児の協力をしてくれない、話を聞いてくれない、理解を示してくれないなどの育児の大変さから、パートナーへの不満に繋がり最悪の場合、離婚に至る可能性も十分にあります。

産後うつと感じて、ほうっておくと自分自身はもちろん家族にも影響を与えてしまう可能性があります

産後うつは適切な治療を受けることで改善する可能性が高い病気です。

早期に発見し、適切な治療を受けることで、上記のような悪影響を最小限に抑えることができます。

産後うつを感じた場合は、すぐに周りにサポートをしてもらうこと、専門家などの相談窓口、医療機関を利用することをおすすめします。

産後うつを支えた方法

妻が産後うつの状態であると私に助けを求めてきた時、家事育児を私は積極的に取り組んでいる自覚がありましたし、妻も私に家事育児に不満があったわけではありませんでした。

ただ、0歳の赤ちゃんと2人になることが不安でいっぱいになると話してくれました。

そこで次のような行動を取ることにしました。

妻を支えた方法
  • 育休を取得する。
  • 妻の母にサポートを頼む
  • 仕事中でもいつでも帰宅できるようにしておく

できるだけ1人にさせないことで、妻の不安を和らげることができると考えこのような行動を取りました。

育休を取得する

妻が育児で不安がいっぱいだと話してくれてからすぐに上司に育休を取得したいと伝えました。

妻の体調面がどのくらいの期間続くかわからないこともあり、その当時から最長までの期間を申請しました。

期間としては、7ヶ月間ほど取得することになり、周囲からどう思われていたかわかりません。

ただ、妻の育児についての不安を聞いた時に、ここまで追い込んでしまったという反省と後悔がありました。

そこで、自分にとって本当に大事なものと向き合うことができ、育休7ヶ月間を取得することに迷いはありませんでした。

現在では、育休を取得する方も多くなっていますが、実際のところ取得しづらい雰囲気はあると思います。

もし、育休取得に不安がある方はこちらの記事も一緒に読んでください。

男性育休7ヶ月取得した話

育休取得に少しでも力になれたら嬉しいです。

妻の母にサポートを頼む

妻の実家は、自転車で10分と近くだったので、平日の時間は妻の母にサポートをしてもらうようにお願いしました。

時々、家にも泊まってもらい、妻のサポートと私が育休取得までの期間サポートをしてもらいました。

泊まって貰う時は、妻の母の分の食事を作ることで、母だからといって、当たり前だとは思うことなく、感謝の気持ちを必ず持つようにしていました。

仕事中いつでも帰宅できるようしておく

仕事中に何かあってもすぐに帰宅できるように、職場の上司には妻の状態を説明しいつでも帰宅ができるようにしていました。

妻のサポートをするためには、会社からのサポートも必ず必要になります。

会社には誠心誠意、今の状態を説明し助けが必要だと伝えることが大事です。

上司からしても、家庭の状況を説明してもらうことで助けたいと思うはずですし、会社のメンバーも必ず味方になってくれるでしょう。

1人で悩まず、相談することが何より大事です。

最後に

私は、妻の産後うつに気が付くことができず、限界ギリギリの状態まで追い込んだ経験から同じ悩みを持つ方、これからこのような悩みにぶつかる方にとって助けになりたいと思い、記事を書かせて頂きました。

産後うつは一気に崩れるのではなく、徐々に変化していくように感じます。

妻の体調が変だと感じた場合は迷うことなくすぐに対応し、適切に対処するようにしましょう。

また自身が産後うつだと感じた場合でも我慢せず、パートナーや周りのサポートを頼れる方に相談することを忘れないでください。

みなさんが家族仲良く過ごせることを心から願っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事を書いた人
ヒデパパ

関西在住、30歳目前の兼業主夫をしているヒデパパと申します。
1児のパパとして男性育休を7ヶ月取得後、時短勤務で家族優先の働き方をしています。
産後の妻、子供の体調面のことを考え、育休を取得したことで、改めて自分が本当に大切なものは何かと考えることができました。
男性でも育児に参加しやすくなるように、そして家族との時間をもっと過ごせるようにと思い、同じ悩みや考えの方に役に立つ情報をお伝えしていけたらと思っています。

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