こんにちは!兼業主夫ブロガーのヒデパパです。
今回は、幼児期の遊び方についてお話しさせて頂きます。
非認知能力という言葉をご存じでしょうか?
非認知能力、初めて聞く方は多いかな?
「非認知能力=生きる力」と言われており、子どもの今後の人生においてとても重要な能力になります。
非認知能力とは、意欲、忍耐力、自制心、自立心、協調性、共感性、自己肯定感など数値では測れない心の部分や行動特性のことを指し、特に0〜3歳の時期の乳幼児期の環境や経験に大きく影響があります。
1〜3歳の脳の発達について参考になった記事がありましたので、引用させて貰います。
ヒトの脳は1〜3才ころにかけて著しく成長します。神経細胞同士のネットワークが作られることで脳の体積が増え、3才ころの脳の重さは、なんと大人の約90%にまでなるそうです。また、脳は年齢により成長する部位が変わっていきます。
気になる方は、下記URLで確認してください。
引用元:Benesse たまひよ 子どもの脳は3歳までに約90%ができあがる⁉【0〜6才まで】脳の発達時期に合わせたかかわり方
そして、非認知能力を育む方法は決して難しくなく、遊びながら鍛えることができるのです。
非認知能力を育むことで、将来の子どもの生き方にどのように影響を与えるのでしょうか?
この記事を読むことで非認知能力の重要さを知ることができ、子どもとの関わり方についても知ることができます!
では、非認知能力について解説していきます!!
僕たちも一緒に成長していこう!
認知能力と非認知能力の違い
人間の能力は認知能力と非認知能力の2つに分けられ、この2つの要素は生活の様々な場面で必ず役に立ちます。
それぞれの能力は影響を与える場面が異なります。以下で詳しく見ていきましょう。。
認知能力とは、テストや評価で数値化できる能力を指します。
- 記憶力
- 思考力
- 計算力
- 言語力
非認知能力とは、数値で測ることが難しいとされている能力で心の部分や行動特製についてを指します。
- 意欲
- 忍耐力
- 自制心
- 自立心
- 協調性
- 共感性
- 自己肯定感
このように、数値で測れる能力と測れない能力で分けられており、どちらも人生において必要な要素なのは間違いありません。
それでは、2つの能力がどのような場面で大きく影響を与えているのか確認してみましょう。
ちょっと簡単にすると勉強ができるか精神面が強いみたいな感じかな!
認知能力と非認知能力の影響
認知能力と非認知能力が影響を与える場面は異なります。
認知能力では、学校での学習や試験、資格の取得のように論理的な思考をしたり高度な学習において不可欠な能力です。
認知能力を鍛えることで、学校での成績、仕事面での知識や資格などの学習面で大きく力を発揮します。
非認知能力は、コミュニケーション能力、問題解決能力、ストレス耐性など日常生活や社会生活において重要な役割を持っています。数値化が難しく行動観察や自己評価で評価をします。人間関係、社会適応、幸福感など、人生のあらゆる場面に影響があります。
どちらも大事な要素にはなりますが、非認知能力は今後の人生を楽に生きられると特に注目されている能力です。
では、非認知能力を鍛えるにはどうすればいいのでしょうか?
非認知能力は今後の人生で特に注目されている能力になるよ!
遊びから学ぶ非認知能力
1歳になると、言語能力、運動能力、社会性を身につけていく成長段階にあり、3歳頃までに、脳は9割ほど完成すると言われており、その後の成長の基礎が築かれる大切な時期です。
このように子どもとの遊び方で今後の成長に大きく影響を与えます。
幼児期に与える影響
- 運動能力の発達
- 心の発達
- 社会性の発達
遊びを通して、非認知能力だけでなく、運動能力、心の発達、社会性も育むことができるのです。
これらのメリットについてもう少し詳しく説明します。
運動能力の発達
- 基礎体力の向上
- 免疫力がつく
- 生活習慣病の予防
1歳児になると、つかまり立ちや伝い歩きをするようになり、身体を動かす遊びができます。1人で歩けるようになるとより身体を使った遊びができ、運動能力が著しく成長する時期にもなります。
また指先の器用さも発達してくるので、物を掴んだりすることできます。
遊びから、運動機能を向上させ健康的な身体作りを目指しましょう。
心の発達
- ストレス解消
- 自己肯定感の向上
- 精神的な安定
子どもは遊びから心を成長させます。
親や友達と遊ぶことで、様々な感情を学び表現するようになります。
安心して遊べる環境がある子どもはストレスや不安を解消することができ、心の安定にも繋がります。
また、遊びから成功体験を積むことで自己肯定感の向上にもなり、心の発達に大きな成長を与えてくれます。
社会性の発達
- コミュニケーション能力
- 共感性
- 忍耐力
子どもから見た親は、1番近い存在の頼れる大人で、親の姿を手本にして育ちます。
社会性を身につけるには、親である私たちが、日常の生活で円滑なコミュニケーションを見せる必要があります。
そして、子どもは親や友達との遊びからコミュニケーションを学び、良好な人間関係を築き、社会で円滑に生活する力を身につけます。
遊びから運動能力、心、社会性といった人生において必要な部分を養うことができ、これらは今後の人生においても非常に重要な役割を持っています。
では、次に非認知能力を育むためのポイントについて紹介させて頂きます。
非認知能力を育てるためのポイント
非認知能力を育てるにはポイントがあります。
- 子どもの主体性を尊重する
- 子どもならでは創造力を認める
- 安全でストレスのない環境を用意する
- 成功体験を褒める
- 目標を設定する。
非認知能力は遊びながら鍛えることができますが、ポイントを抑えることで、より効果的に鍛えることができます。
ポイントを知ることで、これから紹介する遊び方に独自のアレンジを加え、ご家庭ならではの遊びで非認知能力を鍛えることができます。
それでは、ポイントを理解したうえでおすすめの遊び方についてご紹介します。
非認知能力を鍛えるおすすめの遊び
非認知能力は遊びから学び、段々とステップを登るようにして身につけていくことが大事です。
月齢によって次のステップに移行はしやすくなりますが0歳からでも基礎は十分に築くことができます。
今回は0〜2歳の子どもとのおすすめの遊び方をご紹介します。
これらは0歳から2歳に成長していく過程で私が娘と実際に行った遊びや遊びに使った遊び道具の紹介になりますので、もっと沢山の遊びを知りたい方はこれらの書籍がおすすめです。
絵本の読み聞かせ
絵本の読み聞かせは、物語を通して想像力と共感性を育むことができ、言語能力の発達を促します。
親の声を聞くことで安心感もあり、子どもの心の安定にも繋がります。
絵本をただ読むだけではなく、物語に合わせて声に抑揚をつけたり、体を使って動きも加えることで、子どもはより楽しく絵本を読むことができます。
絵本を読む時は、「絵本を読む?」と一度聞いてから子どもの反応を見て子どもの意思を確認して読むようにしましょう。
また、昼の遊びの時と夜寝る前の絵本を変える工夫もおすすめします。
・だるまさん
・アンパンマンシリーズ
ふれあい遊び
ふれあい遊びは、親子のかなりおすすめのコミュニケーション方法になります。
スキンシップを取ることは、安心感を与え、愛情が伝わることで情緒が安定し、自己肯定感の向上にも繋がります。
子どもは親からのふれあい遊びからコミュニケーションを学び、社会に出てもコミュニケーション能力が高くなるとされています。
ふれあい遊びはコミュニケーション能力にとても大きな影響を与えます。
・らららぞうきん
・頭、肩、膝
ごっこ遊び
おままごと、お店屋さんごっこ、お医者さんごっこなど、ごっこ遊びを通して、役割を理解し、大人も一緒に遊ぶことでコミュニケーション能力、協調性、社会性を育みます。
そこでは、親が子どもの独自の発想を尊重しつつも、役割についてもしっかりと伝えてあげることが大事になります。
また、お人形を使ってお世話をさせてあげる遊びをすることで、想像力や表現力も豊かになります。
・お人形のお世話
・犬のおもちゃのお世話
感覚遊び
積み木、粘土、砂遊びなど、様々な素材に触れることで、五感を刺激し、創造力や集中力を育みます。
子どもならではの創造力を活かして作品を作ることで、空間認識能力や問題解決能力を育みます。
子どもならではの創造力を認め、褒めてあげることで自己肯定感の向上にもなり、友達と作品を作り上げることで協調性も養われます。
・積み木あそび
・お絵描き
・砂遊び
自然遊び
公園や自然の中で遊ぶことで、好奇心や探究心を育み、五感を刺激します。
虫や植物を観察したり、自然の素材を使って遊んだり、車や飛行機、犬の散歩を見ることで、家の中とは違う非日常を味わうことで豊かな感性を育みます。
公園や自然の中で安全に遊ぶには、ルールを守る必要があります。場所ごとの決められたルールを教えることで、社会性を学ぶ機会にもなります。
・お散歩
・滑り台
・植物観察
非認知能力を育てるために特別な教育は必要なく、遊びを通して育むことができます。
遊びから身体、心、社会性を身に付けるためにも、親子の過ごす時間が大切になります。
しかし、遊びから学ぶ上でやってはいけない注意点もあります。
非認知能力を育むには、ただ遊べばいいわけではありません。親が取る行動、言動もかなり重要になります。
かける言葉を間違えてしまうと非認知能力が育たず逆に子どもの自己肯定感を下げてしまう可能性もあります。
これから非認知能力を育てるための注意点をご紹介します。これらの注意点を理解した上で遊ぶように心掛けましょう。
気をつけるべき注意点
今回の遊ぶ時の注意点は、安全に遊ぶための注意点ではなく、非認知能力を育むためにしてはいけない注意点になります。
ただ、自然や公園、普段の遊びには常に危険はあります。
安全に遊べるように親がしっかり付き添い目を離さないことを前提にこれから非認知能力を育てるための注意点をご紹介します。
- 子どもの個性を否定しない
- 勉強と遊びを区別しない
- 子どもにイライラしてはいけない
- 結果だけ重視しない
- 先回りして親が結果、正解を出してはいけない
- 自尊心だけを育てる褒め方をしてはいけない
これらに注意するようにしてください。
子どもが選択したものに親が口、手を出すことなく認めてあげるようにしましょう。
親が口や手を貸すときは、危険なことをしたとき、人に迷惑を掛けた時だけです。
そして、褒めることで自己肯定感が向上しますが、褒め方によっては自尊心だけが育ち、褒められないとやる気がでなくなったり、自分が1番偉いんだと勘違いを起こしてしまう可能性があります。
褒める時には、自尊心だけを育むのではなく、やる気、自己肯定感が上がるような声掛けを意識しましょう。
例えば、「すごい」「賢い」などの声掛けより「上手、上手!」「もう一回見せて!」などのできたことを認めてあげ、さらに要求してあげる声掛けがおすすめです。
みなさんもぜひ一度試してください!
注意点をしっかり理解して自尊心だけを高くしないことが大事だね♪
まとめ:遊びから非認知能力を育もう!
認知能力と非認知能力は、どちらも人間の成長と発達に不可欠な要素です。バランス良く育むことで、子どもたちはより豊かな人生を送ることができるでしょう。
特に幼児期は、非認知能力を育むための大切な時期です。親や周りの大人が意識して関わることで、子どもの可能性を大きく広げることができます
認知能力と非認知能力は、互いに補完し合い、人生の様々な場面で影響を与えています。
近年では、非認知能力が、学業成績だけでなく、その後の人生における成功や幸福感にも大きく影響することが分かってきており、教育現場や企業などでも、非認知能力を重視する傾向があります。
これらを踏まえて、非認知能力の重要性を理解し、子どもとの遊び時間を大切に過ごしてください。
また、遊びからだけではなく子どもむけ有料教材を使うことを検討することもおすすめです。
こどもちゃれんじでは、0歳の子どもに向けた教材も用意されており、遊びだけで非認知能力を育てるよりもより加速させることができます。
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この記事が少しでも参考になれれば幸いです!
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